昭和は誰のもの?


今、昭和がブーム。

映画「3丁目の夕日・パート3」が公開されました。

時代設定は東京オリンピックが開催された昭和39年(1964年)。

昭和39年というのは今から48年も前のことなのですね。

私は生まれていましたが、まだ4歳でしたので、記憶と言えば新幹線のブリキのおもちゃを2両も持っていて、新幹線ではなくて「夢の超特急」と呼んでいたこと。
総武線に走る蒸気機関車には背中にコブが1つのものと2つのものがあったこと。(今思えば2つのコブはハチロクですね。)
総武線には黄色い電車と茶色い電車が走っていたこと。
それと、アベベがはだしでスタスタ走っていたことぐらい。
あっ、都営交通のトロリーバスも走っていたっけ。

今年52歳になる私ですらその程度の記憶しかありませんから、当時の歌謡曲とか、何がいくらだったとか、テレビで何をやっていたなど、はっきりと覚えていて、本当に懐かしいと思える人は、もう60歳以上になられているはずです。

では、映画「3丁目の夕日」を見て「懐かしい」と思うのは、その60歳以上の人だけなのでしょうか。

この映画が、もし60歳以上の人たちをターゲットとして作られたものならば、人口比率から言って7年間でパート1〜パート3まで作られるような大ヒット作品にはならなかったことは確かです。
では、いったい誰が見ているのでしょうか。と考えると、ヒットするような劇場映画は、やっぱり若い人を中心に、老若男女が見ているのだと思います。

でも、なぜ50年前をテーマにした映画を若い人たちが見るのでしょうか。

それは多分、「昭和」には若い人たちをひきつける力がある。

私はそう思うのです。

年が明けて平成24年。

昭和が過ぎ去ってからすでに四半世紀になろうとしているということは、今30歳以下の人たちは、ほとんど昭和の記憶がない。
にもかかわらず、未知の世界である昭和に対して親しみを感じ、引きつけられる感情を抱くのは何故なのでしょうか?

私たちが子どもだったころ、昭和40年代から50年代にかけて、「レトロ」というと大正時代や戦前の話が主流でした。
大正時代も当時から見て50年ほど前の話ですから、今の若い人にとっての「3丁目の夕日」と同じ時空感覚だと思いますが、当時の若者は大正時代や戦前のことに親しみを感じたり「懐かしい」という感覚はなかったんです。

だけど、今の若い人たちは、昭和30年代の情景を見て親しみを感じ、初めてなのに「懐かしい」と思う、ということは、今の若い人たちの方が当時の若者である私たちの世代よりも感性が豊かなのかもしれません。

私たちの時代は、古いものは格好悪くて、とにかく新しいものを追い求めることに夢中になっていた時代。そして日本がバブルに突入していった時代。
そんな時代を、物事の本質を考えたり、ゆっくりと立ち止まったりすることなく、只々突き進んで来ることしかできなかったのです。
だから、私たちの世代よりも、今の30代以下の人たちの方が、ずっとすばらしい感性を持っているのではないでしょうか。

いすみ鉄道で走らせているキハ52にも若い世代の人たちがたくさんいらっしゃいます。
そういう人たちは「懐かしい」とか「可愛い」とか言ってキハ52に接しています。

大糸線時代に足しげく通った人が「懐かしい」と言ったとしても、せいぜい3〜4年前の話ですから、この「懐かしい」はそういう意味ではなくて、感性から出る「懐かしい」なのだと思います。
そういう感性を持っている今の若い人を、私は素晴らしいと思いますし、素直に尊敬してしまいます。

私たちの頃、鉄道100年(1972年)の記念列車を蒸気機関車が引いてきて、後ろに連結された旧型客車に戦前風の赤い帯が引いてあるのを見ても、白熱灯の車内を見ても「懐かしい」とは思いませんでしたし、茶色い旧客に赤帯姿はどちらかというと不評でしたから、いま思い出せば、当時の若者は、そういう感性は持ち合わせていなかったのです。

「3丁目の夕日」は50年前の昭和中期の話ですが、私はこの映画がヒットするのを見ると、明るい日本の未来が見えるような気がするのです。

いすみ鉄道で昭和のディーゼルカーを走らせるということは、もちろんシニアの年齢層の皆様方に房総半島に観光に来ていただきたいからですが、これからの時代を作っていく若い人たちに感性を磨いていただくということも、いすみ鉄道として大事な仕事の一つだと考えるのです。



上の写真は長崎県の島原鉄道のディーゼルカー。

どうです、「懐かしい」でしょう。

昭和30年代のディーゼルカーがずらりと並んでいますが、これを撮影したのは昭和ではなく、わずか4年前の2008年です。

残念ながら島原鉄道は路線の半分が廃止され、このシーンも見られなくなってしまいましたが、いすみ鉄道は老若男女の皆様方に「初めてなのになぜか懐かしい」気持ちになっていただける鉄道にしたいと考えているのです。

そして、そうすることで若い人たちが日本の明日を作っていくお手伝いができると考えているのです。

いすみ鉄道がどこまでこの写真の姿に近づけるか、どうぞご期待ください!
Posted by: 鳥塚 亮 | 自己流ビジネス論 | 16:57 | - | -

2月の予定


いよいよ2月。

もう春はそこまでやってきています。

2月の予定は次のようになっております。

4日
急行1〜2号 貸切のため運休
貸切ですので、お客様のご乗車はできませんが、列車は運転します。
この貸切列車には61D・60Dの延長運転を行います。
上総中野方面にも入ります。
急行3号〜4号は運転いたします。

5日
急行1〜4号 運転
(急行1号指定席で機内食サービス)

11日
宇宙の菜の花祭りスタート(3月初旬ごろまで)
宇宙から帰還した菜の花の種が開花しました。
大多喜、国吉駅でご覧いただけます。
これに合わせて「宇宙食」「菜の花化粧品」のコーナーを大多喜駅売店に設けます。
「宇宙食」をお土産にいかがですか?

11日・12日
キハ52で61D・60D運転
急行1〜4号運転
(急行1号指定席で機内食サービス)

18日・19日
急行1〜4号運転
(急行1号指定席で機内食サービス)

24日
勝浦ビッグひなまつりスタート(3月4日まで)
いすみ鉄道も期間中出店します。

25日
新型車両いすみ300形安全祈願・報道関係者向けお披露目会(予定)

25日・26日
急行1〜4号運転
(急行1号指定席で機内食サービス。機内食サービスは26日で終了)

2月の予定は以上のようになっております。

各行事につきましては、その都度、このブログまたはFACEBOOKのいすみ鉄道ファンページにてお知らせをいたします。

早春の房総へ、皆さまのお越しをお待ちいたしております。


Posted by: 鳥塚 亮 | イベント情報 | 11:58 | - | -

キハ52 ポスタープレゼント まもなく終了します。


1月14日からキハ52の急行3〜4号にご乗車いただきましたお客様へプレゼントとしてさしあげておりました「キハ52版ここにはなにもないがあります」ポスターですが、当初の予想を上回る人気で、たくさんのお客様にご乗車いただきました。

このため、2月5日まで配布する予定でしたが、予定数がまもなく終了となる見込みです。

すでに売店でお買い物をしていただきましたお客様へのプレゼントは終了させていただいておりますが、キハ52にご乗車いただきましたお客様へのプレゼントも、なくなり次第終了となる予定です。

プレゼントご希望のお客様は、お早目のご乗車をお願いいたします。

ポスタープレゼントが終了しましたら、3月中旬までの間、キハ52オリジナルうまい棒をプレゼントいたします。

ご好評につき欠品となっておりました「ムーミントレイン」(ハスカップジャムをホワイトチョコで包んだケーキ)が入荷いたしました。

全店で販売しております。

皆さまのご利用ご乗車をお待ちいたしております。
Posted by: 鳥塚 亮 | キハ52 | 18:34 | - | -

いすみ鉄道の可能性 その3


子どもの頃、勝浦のおばあちゃんちによくいきました。

夏休みになると、両国駅の低いホームから急行列車に乗って、大網でスイッチバックして。

勝浦のおばあちゃんちでは、同じ年頃の子どももいなく、取り立ててすることもないので、バケツを持って磯に行きます。
磯へ行って、小さな貝をいっぱい取ってきて、おばあちゃんにその貝をお醤油で甘辛く煮てもらう。
そして、爪楊枝でつついて食べるのです。

実家は民宿をやっていて、おじいさんは海老網を掛けに、おじさんはポンポン船で漁に出て、おばさんは海に潜ってアワビやサザエを採ります。

そんな環境にいるから、小学校も高学年になると、ごく当たり前に水中眼鏡とイソガネと呼ばれるへらを持って、藁でできた足中という小さな草履をはいて、海に行って潜って遊ぶのです。
そうしている間に、アワビやサザエを採れるようになる。
家が漁師だから、その家のガキが少しぐらい採っても漁協の人も何も言わないわけです。

「今日は大漁だ!」と言いながら家に帰ると、そういう時に限って東京から親父の知り合いが遊びに来ている。
「何を採ってきたんだ?」とかごの中を見せるとアワビにサザエなわけですから、東京から来たおじさんたちにみんな食べられてしまうのです。

子どもとしては、採るのが楽しいだけだから、食べられてしまっても悔しい思いなどないのですが、不思議に思ったのは、「大人たちはどうしてこんな海のもので喜ぶのだろうか?」ということ。

駅前の魚屋に手伝いに行くと、いけすに入った伊勢海老やアワビなんかを高いお金を出して買って、小躍りしながら汽車に乗って帰っていく大人たちを見るにつけ、不思議な気持ちになりました。

あれから40年! (キミマロ風に)

ところが、いざ自分が大人になってみると、肉もいいけれどやっぱり魚。それも伊勢海老やアワビ、サザエ、お刺身にとっても惹かれるようになりました。

そんな私が、今、いすみ鉄道にいらっしゃる人たちにも、房総半島のおいしい魚介類をぜひ召し上がっていただきたい。
そう思って販売を始めたのが大原駅の「伊勢海老弁当」です。

千葉に来るからには、外房に来るからには、どうしても本物を味わっていただきたい。
少し値段は高めだけど、せっかく来たのだから、まやかしではなく本物を楽しんでいただきたい。
「伊勢海老弁当」はそういう気持ちで販売を始めたのですが、やっぱり、というか思った通りご好評をいただけるようになりました。

そして、次のステップとして、いすみ鉄道で昭和の旅をお楽しみいただいた後は、是非、外房の海産物を味わっていただきたい。
できれば1泊して、海岸沿いの宿で、波の音で、朝、目が覚める感覚を味わっていただきたいと思うのです。

昔は、田舎では冷蔵庫も満足にありませんでした。

そんな時代、おばあちゃんは夕ご飯に残ったお刺身を醤油につけて取っておいて、朝、サッと焼いて出してくれます。
伊勢海老の殻を取っておいて、朝、それで味噌汁を作ってくれます。

そういう朝ごはんを皆様にも食べていただきたい。

残り物でもこんなにおいしくいただける。

そういうお金をかけない贅沢を味わえるのが外房の旅だと思います。

だから、いすみ鉄道沿線には都会の人が楽しめる素材がいっぱい転がっている。

いすみ鉄道には大きな可能性があるというのは、そういうことなのです。

東京育ちでも、半分房総の血が流れている私だから、こういうことが商売になると考えているのです。

(おわり)
Posted by: 鳥塚 亮 | 自己流ビジネス論 | 16:12 | - | -

いすみ鉄道の可能性 その2


私は東京生まれの東京育ち。

昭和40年代でも東京はコンクリートだらけでしたので、昆虫を捕まえた経験もなければ、ホタルも見たことがありませんでした。

子どものころから、私にとって、ローカル線は心が安らぐ場所。

昔からローカル線の駅に住んでみたいと思っていました。

そんな私に訪れたBIG CHANCE。
それはローカル線の駅の土地を売りますという広告。
旧国鉄時代に駅舎があった場所が無人駅になった今、売りに出されていたのです。
早速見に行って、誰もいない駅前広場を歩き回り、歩数で面積を測ったりしていると、地元のおじさんがやってきて
「何してるんだ?」と声をかけてきました。
「いえ、この土地が売りに出ているって聞いたものですから、買おうと思って。」
と答えると、「え〜っ!、土地ならこの先に温泉付きの物件が安く出てるぞ。そんなところ買うのヨセ」と真剣にアドバイスしてくれました。
「いやあ、他の土地じゃダメなんですよ。ココじゃなければダメなんです。」
そう言って事情を話し、地元の方にも協力者になっていただいて購入したのがJR北海道の釧網本線茅沼駅の国鉄事業団の払下げ用地。
日本でただ1か所、タンチョウヅルがやってくる駅。
今の季節は蒸気機関車が来る駅なのです。

そしてその土地にC58の動輪を置いた。

なかなか行くことはできないけれど、
「ああ、今頃は雪が積もってるだろうなあ。」
「タンチョウヅルが来てるかなあ。」
そう思うだけで、何だかゆったりした気分になれるし、明日への希望が湧いてくるのです。


up茅沼駅の動輪。後ろはSL列車「冬の釧路湿原号」

そんなことをやってきた私の目から見てみると、いすみ鉄道はすごい可能性を秘めていることがわかります。

首都圏3500万人と言われている都会の人たちに、私が北海道の駅で味わう、こんなゆったりとした気持ちになってもらいたい。
いすみ鉄道ならばそれができると確信しているからです。

いすみ鉄道は、時刻通りに、安全に正確に列車を走らせるのが仕事です。

これを私は「素材を提供している」と考えています。

その「素材」をどのようにとらえ、どのように料理するかは、皆様方それぞれがお楽しみいただくことなのです。

皆様方それぞれが、それぞれの楽しみ方を見つけることができる場所。

それがローカル線の良いところだと思います。

「ムーミンがいるって聞いてきたんだけど、どこにもいないじゃないか!」

そうクレームする人は、来る場所を間違えているんです。

「ムーミン達はいつでも皆様がやってくるのをお待ちしています。」

この言葉がわかる人は、「素材を料理することができる人。」

つまり、幸せになれる人だと私は思います。

「素材」を自分なりに料理する力も人生では必要だと思うのです。

(つづく)
Posted by: 鳥塚 亮 | 自己流ビジネス論 | 15:45 | - | -

本日の売店営業


昨夜からの雪のため、いすみ鉄道は午前8時現在、約20分ほどの遅れを持って運転しています。

午前9時半ごろには平常運転に戻る予定です。

なお、本日の売店営業は全店で臨時休業させていただきます。

どうぞご了承ください。

沿線は道路も凍結しています。

走行される場合は、特に日陰部分にご注意ください。
Posted by: 鳥塚 亮 | 鉄道情報 | 09:03 | - | -

いすみ鉄道の可能性


私がいすみ鉄道の社長に応募したのは、いすみ鉄道や沿線地域には素晴らしい可能性があると思ったからです。
そして、その気持ちは、実際に勤務してみるとますます実感してきました。

いすみ鉄道沿線は、養老渓谷、温泉、大多喜城、城下町、行元寺などの歴史、そして海があります。
考えてみたら、観光地として必要なものが全部そろっていて、それらを結んでいるのがいすみ鉄道なわけですから、「どうしてこの鉄道を廃止する必要があるのだろうか」と考えたわけです。

地元の人たちは、車社会ですから、一般的には鉄道を利用しません。
じゃあ、廃止にしようか、という議論になると、廃止反対となる。

乗りもしないのに廃止には反対する。

そんなのは田舎の人のエゴだ。

国鉄のローカル線廃止問題から30年以上の間、日本人はずっとそういう感覚で物を見ていたのです。

でも、田舎の人が、乗りもしないのにどうして「廃止反対」というのかということを考えたり、話し合ったりすることは今までなかったのです。

私は鉄道が好きで、ローカル線の小さな列車が故郷の風景の中を走っていくのを見るのが好きです。

いすみ鉄道も国鉄木原線時代から80年も走っているわけですから、地元の人にとってみれば、「故郷の風景」になっているわけです。
だから、その「故郷の風景」を失いたくはない。
乗らないけれど残ってほしい、という気持ちは、言うなれば故郷を思う郷土愛だと言えるのです。

でも高度経済成長以降の日本では、こういう観点からローカル線を考えた人はいなかったのです。

ローカル線を交通機関としてまじめに議論する。
そしていろいろな社会実験を行う。
そうすると、必ずバスに軍配が上がるようにできている。

まじめな人たちは、そうやってローカル線を残したいと思ってやった取り組みがあだになって、ローカル線を廃止に追い込んできたのですが、私から見れば、もっと素直に「鉄道のある風景が好きだ」と言えばよかったと思うのです。

鉄道が走る故郷の風景が好きだって素直に言えるような社会ならば、
その風景を守ることにみんなが取り組めるような社会ならば、
地方の疲弊なんて怒らないと思うのです。

私はまじめな人間じゃないので、ローカル線を交通機関として正面から捕えていない。
そりゃ、交通機関は交通機関ですけど、他の使い道を探しているのです。

赤字を税金で負担してもらっているのだから、もっとまじめに取り組め。

そういう人も少なからずいらっしゃいます。

でも、税金で負担してもらっているから、その分鉄道が地域の広告塔になって、その地域が全国区になって、たくさんの人が来るようになるのですから、私は間違っているとは思いませんし、それで地元が納得して、故郷の風景も守ることができるのですから、外部の人間が「正論」を言っても聞く必要はないと思っています。

地元にも廃止賛成論者はいました。

私は、その人たちの考えは当然だと思っています。

交通機関として考えたら、きっとバスで十分なわけですから、そんな鉄道にいくらお金をつぎ込んでも無駄なわけです。

でも、今、いすみ鉄道沿線で「廃止」云々を言う人はいなくなりました。

皆、本当は鉄道が好きで、いすみ鉄道が走る地元の風景が好きだからだと思います。

それともう一つ。

旧国鉄時代からローカル線を廃止してバス転換した路線が今どうなっているか。

バス転換すると、数年でそのバスは廃止される運命にあるのが現実です。

そして、交通機関を確保するために「地域バス」などのコミュニティーバスを行政が走らせることになります。
鉄道だったら皆さん黙って駅まで歩きますが、バスになると、それも行政が絡むバスになると、「家の前まで来てくれ」となる。
だから、東回り、西回りなど、たくさんのコースを作らざるを得ない。

そんなことをやっていると、鉄道に補助金を出していた時以上に地元負担が増えていることに気づくわけですが、その時にはもう遅いのです。

社会実験だなんだと言って、いろいろ相談(ていうか営業)に来ていたコンサルや学者と呼ばれる人たちはどこかへ行ってしまって知らん顔だし、鉄道をいまさら作ることもできない。

いすみ市や大多喜町は、他の地域でそうなっている現状を見て知っているから、いすみ鉄道を残そうと思ったわけで、だけど、赤字の垂れ流しも何とか食い止めなければいけない。
そういうジレンマがあったところへ、よそ者である私が、ヒョイと飛び込んだのであります。
Posted by: 鳥塚 亮 | 自己流ビジネス論 | 00:21 | - | -

ここはどこでしょうか?


まるでヨーロッパの森の中にある小さなホテル。

これが大多喜にあるホテル「ノルマンディー」。

ハーブガーデンの中のホテルです。





千葉県の山の中とは思えないほどきれいです。

併設のレストランでは1500円程度でランチができますし、ここで焼いているパンがまた素晴らしくおいしい。

今は冬でハーブのお庭もまだ眠っている状況ですが、来月中旬には敷地のあちらこちらに植えられているミモザも見ごろを迎えます。

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いすみ鉄道の社長に聞いたといえば、きっと何かサービスしてくれますよ。

おっとその前に、大多喜町で主催するこんなイベントもあります。

いすみ鉄道のムーミン列車といっしょにいらしていただければ、きっとご満足いただけると思います。

いすみ鉄道大多喜駅からタクシーでも5〜6分です。
Posted by: 鳥塚 亮 | 沿線情報 | 21:10 | - | -

早くした方が良いですよ。


将来はどこかの田舎でのんびりと暮らしたい。

そんなことを考えていらっしゃる方も多いと思います。

そこで、田舎暮らし、田舎への移住を希望している皆様へ私から一言アドバイス。

「早くした方が良いですよ。」

それは、田舎暮らしは体力が必要だからです。

少し前までの日本では、そうですね、団塊の世代の人たちが50になるかならないかの頃は、「定年になったら第2の人生をどこかでのんびり過ごしたい。」と考える人が多くいました。
その更に少し前は、海外移住なんてことも言われていました。

でも、よく考えて見ると、海外とか田舎は老人ホームではありません。

田舎にとってみても、若者を都会へ輸出してしまい、ただでさえ年寄りが多いのに、さらに都会から年寄りを輸入する必要はありませんし、行政的にみても医療費ばかりかさんで大変でしょう。

それよりも、まだまだ気力も体力も充実している年齢の時に田舎へ移住して、その気力と体力を使って、よそ者として田舎に貢献するのです。

日本全国を見ても、元気な田舎はUターン組とIターン組が現役世代として活躍しているところがほとんど。
地元出身の人間は、いろいろと過去の経緯やしがらみがあって、思うように動けないし、だいたいさびれた田舎というのは、ずっとそこに住んできた人たちが引き起こした結果であるわけですから、よそ者の力を借りないときっかけがつかめなくなっているわけです。

だから、田舎暮らしをしたい人は、おじいさんやおばあさんになってからではなく、今すぐに、できるだけ早く行動を開始した方が良いのです。

私が前職時代に大変お世話になった方にHISの創業者の澤田秀雄さんという方がいらっしゃいます。
澤田さんの著書に「ハワイへ行こうと思はない人はハワイへは行けない。」というタイトルの本がありますが、このタイトルは一つの真理だと思います。

ハワイはご存じのように良いところです。

誰でも行ってみたいと思いますよね。

でも「行ってみたい」ではなくて「行こう」と思わなければ行けないのです。

人は意外と希望を漠然と考えているものです。

何となく、いつかはやってみたいとか、できれば行ってみたいとか。

でも、漠然としていては希望とは言えないのです。

「夢に日付を入れろ!」

ワタミの社長の渡邊美樹さんはこのようにおっしゃっています。

それは漠然とした夢や希望を実現可能な現実としてはっきりと認識することだと思います。

それができる人が、夢をかなえることができる人であって、漠然としたままでは、あっという間に時間だけが過ぎていくだけで、気づいた時には動けなくなっていると思います。

だから、将来、田舎暮らしをしたいと思う人は、遅くても50代の前半ぐらいまでには田舎に来て生活を始めることです。
そうすれば70代前半まで20年近く田舎で暮らすことができますし、そのぐらい田舎にいれば、田舎暮らしもすっかり定着するでしょうし、満足感もあるでしょう。
そして、いよいよ体がきつくなったら、車に乗らなくても生活できる都市部に戻ってのんびりと暮らせばよいのです。
田舎暮らしの20年で、そのぐらいの人脈もできているでしょうからね。



先日、上総中野駅でいすみ鉄道のキハ52と小湊鉄道のキハ200が出会うシーンを再現するイベントを行いました。

いすみ鉄道の9Dと折り返しの12Dはどちらの列車も大多喜駅で7〜9分間停車します。
この停車時間を利用して定期運用のいすみ200とキハ52を車両交換するわけですが、小湊鉄道の列車と接続する列車では9Dと12Dだけが可能となるのです。
山の中の上総中野駅に朝早い時間帯にもかかわらず、たくさんの皆さまがおいでいただきました。

「もう少し昼間の時間帯だったら行かれるのに!」
そういうご意見もあると思いますが、私が言いたいことは、「来る人は何時でも来る。来ない人は何時でも来ない。」ということ。

結局、漠然とした希望や夢を、どのように現実化することができるかが、その希望や夢がかなうかかなわないかの分岐点だと思います。

私の思考回路では、まず、「やるかやらないか。」「行くか行かないか。」「買うか買わないか。」をはっきりさせます。

「行く」と決めたらあとは方法論です。
バスでいこうか、車で行こうか、電車か、飛行機か。
それを選べばいいわけです。
その時点では、「行かない。」は選択肢からは消えています。
これが前進するということです。

「買う」と決めたらあとは方法論です。
甲種で運ぼうか陸送にしようか。
2両のうちのどちらを選ぼうか。
色は後からでも塗り替えられるから、車体状態の良い方を選ぶ、とか。

そうしてキハ52がいすみ鉄道で走っているわけです。

わかりやすいでしょう。

一度決めたら、次のステップは方法論です。
やるか、やらないかだけなのです。

田舎暮らしを漠然と考えていらっしゃるみなさん。
今度、田舎暮らし説明会でも開きましょうか?

大多喜もいすみ市も、距離的には皆様が考えているほど田舎ではありません。
でも、距離は近くても、風景的には十分に田舎です。
だから、いすみ鉄道沿線には価値があり、可能性があるのです。

来年、圏央道が延伸すれば、羽田空港から大多喜までは車で45分程度の距離になるのです。
そこにワイルドな風景がたくさん残っているから、価値があり、可能性があるのです。


私も50を前に会社を辞めて田舎に飛び込んだ人間ですから、やるんだったら早くやった方が良いと身をもって体験しているのです。



さあて、次は何の車両を買おうかなあ〜。(ひとり言です。)
Posted by: 鳥塚 亮 | 自己流ビジネス論 | 09:28 | - | -

2月4日の運休について


2月4日のキハ52「急行1〜2号」は団体貸切のため運休になるというご案内をいたしておりますが、列車としては走行いたしますので、撮影にいらっしゃる場合は大丈夫です。
(急行3〜4号は通常通り運転です。)

この団体貸切列車は、61D・60D(大多喜→上総中野→大多喜)も併せて走行いたします。

冬の間、キハ52が上総中野方面へ入線する数少ないチャンスです。

どうぞ皆さまお越しください。


さてさて、今日は東京でも初雪のようですね。

交通機関はどこも大変だと思います。

ご利用の皆さまはどうぞ時間に余裕を持って行動しましょう。

私は、時間の余裕と心の余裕と、それからカメラを持って出かけます。
Posted by: 鳥塚 亮 | 鉄道情報 | 09:12 | - | -