元山形鉄道社長の野村浩志さん。

 2017.10.18 Wednesday 

ご報告が遅くなりましたが、今月の初めに元山形鉄道社長の野村浩志さんにお会いしました。

 

私が山形へお邪魔して、野村さんお勧めの中華料理屋さんで一杯やりましたが、大変お元気そうでした。

 

実は野村さんは、現在、ローカル線を活性化させるお仕事をされていまして、全国各地でご活躍されていて、お会いした時は「明日から只見線へ出かけるんだ。」とおっしゃっていました。

 

ローカル線を活性化させると言っても、地域の人たちはその気があってもなかなかどうしてよいか、その方法がわからないというのが実際のところだと思いますが、そういう地域で、野村さんのようなノウハウを持ったプロが関わることで、具体的な動きができるのではないか。野村さんも私も実は同じことを考えていて、野村さんは実際にそういう活動をされていらっしゃるようです。

 

 

その時お話されていた只見線での実証事業の報道です。

 

こういう活動は、すぐに効果が出るものではありませんので賛否両論があることは事実ですが、何もやらなければはじまりません。

少なくともスタートを切ったという点で、私は評価できると考えています。

 

今後、野村さんとは意志を同じくする同志として、いろいろ協力していきたいと考えております。

 

 

その時の野村さんです。

 

一人でご活躍されているため、ネットでの情報発信までなかなか手が回らず、皆さんにご心配をおかけして申し訳ございませんとのことでしたが、実に生き生きと、バイタリティーに富んでご活躍されていらっしゃいますので皆様どうぞご安心ください。

 

ところで、野村さんはかなりお痩せになられたと思いませんか?

山形鉄道時代から見たら、20kg以上体重が減ったそうです。

 

うらやましいなあ、と言ったら

 

「鳥塚さんも社長を辞めればすぐに痩せられるよ。」

 

と言われてしまいました。(笑)

 

実行された方がおっしゃると、妙に信憑性があるものです。

 

今後、私が発足させたNPOに合流して、一緒に活動していただく予定です。

 

とりあえず、野村さんの近況報告です。

皆様によろしくお伝えください、とのことでした。

 

ご活躍に期待したいですね。

 

NPO法人 「おいしいローカル線を作る会」 はこちらをご確認ください。

 

内閣府の ポータルサイト にもちゃんと掲載されております。

 

ご用命は こちら からどうぞ。

 

私の仲間たちがお手伝いさせていただきます。

野村さんもその一人なのです。

らくちんライナー その2

 2017.10.17 Tuesday 

昨日に続いて本日も通勤電車の話。

 

百円玉を数個お支払いいただければ座って帰れる「らくちんライナー」。

 

昨今、首都圏では各社がいろいろと趣向を凝らしていますが、いつのころから始まったのかというと、国鉄が赤字を少しでも解消しようと、上野に到着した特急列車が大宮の車庫に帰る時に、空で返すのはもったいないから大宮までお客様を乗せましょう。ということで、昭和50年代ごろ、確か私が高校生ぐらいの時だったと思いますが、座って帰れるホームライナーと、マスコミでも取り上げられたことで広く認知されたと思います。

でも、実は、国鉄ではそれよりももっと早く、昭和40年代前半から、新宿駅に到着した房総方面からのディーゼル急行を、千葉の車庫まで回送で返すのはもったいないからと、お金を徴収して帰宅する通勤客を運んでいたことがありまして、それが国鉄のホームライナーの元祖ではないかと、なんとなく、うっすらと記憶に残っているのであります。

うっすらと、というのは、昭和40年代前半は私は電車好きの小学生だったからですが、詳細は興味の有る皆様がお調べいただくとして、そういうことを考えると、国鉄時代の千葉はかなり進んでいたと私は思うのであります。

 

では、なぜ国鉄時代の千葉は進んでいたかというと、それは並行して走る京成電車と競合していたからで、その京成電車というのは、成田山詣での専用特急車両である「開運号」を、夕方の時間帯には千葉線に入れて、上野から京成千葉方面への通勤ライナーとして走らせていたのであります。これは実に昭和30年代の話で、詳しく調べていませんから正しいかどうかはわかりませんが、京成電車を愛する私としては、やはり贔屓目に見て、京成電車が通勤ライナーのパイオニアであると考えているのです。

 

昭和30年代の話ですから、うっすらもなにも、私の記憶にはないのですが、30数年前の鉄道ピクトリアルの京成特集にそんなことが書かれていたのを読んだからで、実は、皆さんご存知の通り、電車の中にテレビを取り付けたのも京阪ではなくて京成電車が日本で最初でありますから、ということは、京成電車のお客様は、昭和30年代から通勤ライナーの中で、ビールを飲みながら、ナイター中継を見ていたわけで、これこそは、通勤ライナーの元祖だと私は考えるのであります。

 

つまり、我が愛しの京成電車は、それだけ凄いのでありまして、なぜなら、皆さん、ちょっと考えていただければお分りになると思いますが、当時の千葉方面への通勤列車というのは、総武緩行線のロクサン崩れのボロ電と、両国駅の低いホームから出る蒸気機関車がけん引するこれまた旧木造客車で鋼体化改造の61系客車を連ねた列車でありますから、真っ黒い煙を吐きながらシュッシュッポッポと走る天下の国鉄の向こうを張って、津田沼ー幕張間で、片やビールを飲みながらナイター中継を見ている京成電車の通勤ライナーとが併走していたことを考えると私としては痛快なのでありますが、そういう経緯があって、国鉄の千葉鉄道管理局も「何とかしなければ」と考えて新宿帰りの回送列車を「通勤ライナー」としたのだとしたら、昨今花盛りの通勤ライナーというのは、実は、千葉が発祥の地であると言えるのではないかと考えるのであります。

 

どうだ、千葉ってすごいだろう。

 

これが千葉の底力だと私は誇りに思うのであります。

 

京成電車のお話は、このブログをひも解いてみると、今から4年半前の 2013年4月2日 に私がなぜ京成電車を好きなのかを書いておりますので、ぜひご一読いただければと思います。

 

山の中腹のトンネルから飛び出して、山手線と東北線を跨いで、急降下で日暮里駅の地表ホームに滑り込んだかと思うと、またすぐに急上昇して常磐線を跨いで高架線路に入るところなど、東京の少年にとっては子供心にまるで模型のようで、色とりどりの電車がかっこよく見えたのであります。

らくちんライナー

 2017.10.16 Monday 

最近では東京の通勤電車もいろいろな所で通勤ライナーをやり始めましたが、あるとないとでは大違いの「らくちんライナー」。

出張がえりで大きなカバンを持ってたりすると、ご迷惑にもなりますから、やっぱり、いつものようにライナーに乗ってしまいます。

 

お値段410円。

安いか高いかはそれぞれの懐具合によると思いますが、スイカとかパスモだと払っている感覚が薄いので、あまり気にしなくなりますね。

 

我が愛しの京成電車は、私はかれこれ京成沿線に住んでから35年になりますが、いや、もっとかなあ。かなり以前から通勤ライナーを走らせてくれていて、東京へ出かけたり、帰り道にはよく利用しています。まあ、410円払って座って行かれることと、特急だから速いということと、いろいろ選択する理由はあるのですが、昨今流行りの座席がその時だけくるっと前向きになって、「今だけ有料」の電車ではなくて、きちんとした有料特急専用車のスカイライナーに乗れるというのも、なんとなくお得感があるわけで、ただ単に「座れますよ、ハイ400円。」ではないところが、やっぱり京成電車の立派なところだと私は考えています。

なぜなら、昔から、それも日中時間帯に、有料特急がふつうに走っているわけで、それにはなかなか乗れないけれど、朝と夕方ならお得に乗れる感が良いのです。

 

さて、私はいつも思うのですが、昨今、どこの路線でも通勤輸送に陰りが見えて来たのか、いや、陰りというよりも、もうすでに輸送のピークは過ぎたとみるべきなのか、いろいろな路線で「ゆったり座って帰れる有料ライナー」を走らせ始めていますが、疲れたら少しお金を出せば座って帰れる列車というのは、実にありがたい存在で、そういう列車が走っている路線というのは、今後、不動産価値も上がるのではないかと思うのです。JRだとグリーン車が付いている路線ということにもなりますが、そういう路線だと、選択肢が増えますから、ありがたいわけで、今でも運ぶのに精いっぱいで全く余裕のないかつての金妻ブランド路線などよりも、私は、我が愛しの京成電車の方が、はるかにブランド価値があると考えているのです。

 

ということで、本日も大きな荷物を抱えていたにもかかわらず、他のお客様にご迷惑をおかけすることなく、らくちんライナーで帰宅することができました。

 

京成電車の皆様、ありがとうございました。

11月18日 居酒屋列車 予約開始のお知らせ。

 2017.10.15 Sunday 

10月14日は鉄道記念日。

今は鉄道の日と呼ぶそうですね。

 

この週末は各地で特別列車が走ったり、イベントが行われたりしたようですが、皆様方はいかがお過ごしになられましたでしょうか?

 

こういう全国的な鉄道のお祭りの時は、何をやっても大手さんにはかないませんので、いすみ鉄道は特にイベントを仕掛けることもなく、いつものようにキハが走る週末となりましたが、明日16日月曜日は、11月18日に運転されます「居酒屋列車」の申し込み開始日となります。

 

お申し込みは こちら から。

 

申し込み開始時刻は明日の午前11時。

インターネットオンリーのお申し込みとなります。

 

JTBサイトからとなりますが、申し込み時刻になりますと商品が表示されます。

それまでは「指定された商品は現在取扱いされていません。」と表示されますのでご注意ください。

 

楽しい楽しいいすみ鉄道の居酒屋列車。

 

皆様のお申し込みをお待ちいたしております。

 

 

 

 

鉄は国家なり

 2017.10.14 Saturday 

鉄は国家なり。

 

と言っても鉄道マニアの話ではありません。

 

産業革命以来、鉄を生産することが国家を強くすると言われてきたことです。

日本でも官営八幡製鉄所から始まって、富国強兵の名のもとに、鉄の生産が国家の礎を作るとされてきました。

戦後の荒廃した世の中で日本を復興させるために、私たちの先輩たちは、一生懸命頑張ってきましたが、その中でも鉄の生産は特に力を入れてきていました。今からわずか70年から60年ぐらい前の話ですが、製鉄は花形産業であり、サービス業などは足元に及ばなかったのです。

当時は優秀な学生たちは皆こぞって製鉄業に入り、「鉄は国家なり」の名のもとに、日本を復興させ、これだけの国にしてきたのです。

 

ところが、その後輩たちは何をやっているか。

国家を作るべき鉄の生産に従事している人たちは、きちんとした仕事をしないで適当に仕事をしている。

その証拠に今回の神戸製鋼の不祥事。

 

つまり、わかり易く言うと、鉄は国家なりで頑張ってきた先人たちが築いた「ブランド会社」を、そのブランドゆえに入社した後輩たちが、適当な仕事をして、国家を失墜させる危機を招いたということなのです。

いい加減な製造工程で生産された鉄が、新幹線にも飛行機にも使われている。

それが定められた強度を持っていないということは、国家の根幹を揺るがす問題です。

他の国を批判できる立場にないということなのです。

 

自動車会社の検査の不正も同じこと。

会社の説明によれば、「人手が足りないからパートがやっていた。」とか「子会社のやったこと。」だそうで、別に責任逃れをしているのではないでしょうが、エリートの組織の中では、最上部にあるは本社であって、実際に現場で作業をしているのは期間従業員や子会社のスタッフであるということが暴露されたと私は考えます。

つまり、看板を背負っている会社は、実は何もしていない。

こういう構造が、もしかしたら日本のあらゆるところにあるのではないか。

「ホールディングカンパニー」などともっともらしく言ってるけど、ブランドにあぐらをかいて、実際には管理業務以外は何もしていない。商品を生産しているのはシモベたちであるということがこの国ではまかり通っている。

 

今回の事件では、そういうことを強く感じます。

 

何が「モノづくりの日本」ですか。

実に情けない話。

たかだか70年ぐらいで、国家の威信が揺らいでしまう。

いつのころからかこの国はその程度の国になってしまった。

 

そう考えると怖くておちおち寝てなどいられませんね。

 

大きな会社には、安心してものごとを任せられない時代であると、私は考えます。

 

国家を支える仕事をしているという自覚や、職業に対する誇りというものがまるで感じられない。

 

就職の面接では、「御社の将来性を・・・」とか言ってるんだろうね。

 

バカだねえ。

 

将来というのは自分で切り開いて作るものなのです。

 

こういう大企業こそ、そろそろ「リセット」した方がよろしいと思います。

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