貴重な人材

 2017.08.21 Monday 

世の中にはいろいろな人がいるようで、例えば冷房の利かないオンボロのディーゼルカーでわずか150mの線路を行ったり来たりするだけで喜んでいただいたり、列車の行先方向幕の表示を変えるだけで喜んでいただいたり。

とまあ、これはいすみ鉄道のコアなお客様のお話。

 

でもそういうお客様の心をつかむ為には、そういうイベントを企画して、きちんとオペレーションできるスタッフが居なければなりません。

いすみ鉄道に乗ったこともなく、来たこともなく、せいぜいテレビや雑誌でいすみ鉄道のうわさ話を聞いている人にしてみたら、

「ああ、あれはマニアの社長がやっているんだよ。」

と思われているでしょうが、実は違うんですよ。

 

確かに最初のうちは私がやっていましたが、キハ52が走り始めてから6年が経過し、今では私が「こんなイベントをやろうよ。」と言うと、うちのスタッフがみんな段取りを考えてくれて、仕掛けを作ってくれて、オペレーションまでしっかりやってくれるようになりました。

 

そんなスタッフの一人、鈴木助役が昨日の国吉のイベントでは大活躍。

皆さんにお召し上がりいただける駅弁も、こんな掛け紙になりました。

 

 

幕の内弁当ならぬ「幕回し弁当」。

2017−8−20限定の掛け紙です。

 

中身はもちろんふつうの幕の内弁当ですよ。

だけど、掛け紙ひとつで同じ駅弁が同じ駅弁ではなくなるのです。

 

「幕回し」ってわかりますか?

 


 

 

 

 

このように行先表示幕を回し、いろいろな行先を表示するのが「幕回し」であります。

 

 

はい。

ご本人登場。

 

この車両はキハ30形ですが、同じ仲間のキハ35系は、千葉地区以外でも、関西本線、紀勢本線、相模線、八高線、川越線、新潟地区、北九州地区などで活躍していましたから、行先表示の幕を回すだけで、いろいろな路線になるのです。

 

これが国鉄形の素晴らしいところですね。

 

 

いすみ鉄道で国鉄形を走らせるということは、初めていすみ鉄道を訪ねていただいた方でも、「懐かしい」と思っていただける。

そういう、ありがたい役者をうまく演出するのが、鈴木助役のようないすみ鉄道のスタッフなのです。

 

鈴木助役、昨日はお疲れ様でした。

 

次は何をやりましょうか?

 

 

 

 

今日は国吉キハ30イベントでした。

 2017.08.20 Sunday 

今日は国吉駅構内でイベントを行いました。

 

ファンの皆様方から「いつ復活するんだ。」と大注目のキハ30形ですが、先立つものがないため、いつ復活できるかどうかという目処は全く立っておりません。でも、せっかく動態で保存していて、サポーターやオーナーの皆様方が、一生懸命保存活動を行ってくれているのも事実ですから、本日は夏休みのイベントとして、その、オーナー、サポーターの方々へご案内を差し上げて限定のイベントを行いました。

 

 

まずは皆様方にお集まりいただいて、イベント内容の詳細な説明会。

注意事項などをきちんと説明してイベントのスタートです。

 

 

キハの急行列車と並んでの撮影会。

 

 

キハ30を専用線で行ったり来たり。

 

 

特製のサボを取り付けて

 

 

撮影する人たちもオーナー、サポーター会員様です。

 

 

冷房の利かない車内。短い区間を行ったり来たり。

それのどこが楽しいのかと言えば、やっぱり楽しいのである。

 

 

 

ほら、楽しそうでしょう。

 

 

そして撮影会。

彼らは何を撮影しているかわかりますか。

 

 

 

 

わかりますよね。

普通になったり快速になったり急行になったり。

 

 

表示幕を変えるだけで、こんな感じ。

 

 

ああでもない、こうでもないと。

そりゃあ楽しいですよね。
幸せな人たちを幸せにするいすみ鉄道です。

 

 

こんな表示が出たら、もう夢中です。

 

 

 

 

 

成田、千葉など、昭和40年代ですね。

 

 

そうこうしているうちにキハの急行列車の到着時刻。

キハ30を少し動かして、キハ52と顔が並ぶように。

30と52が並ぶシーンも普段はなかなか撮れませんからね。

 

いかがですか。

お金をかけないイベントですが、お金をかけなくったって、ちょっとしたことで立派なイベントになるのです。

その「ちょっとしたこと」というのは、お客様の気持ちがわかるかどうかだけなのです。

 

 

ということで、みんな仲良しのいすみ鉄道でした。

 

いつもご支援をいただいているオーナー、サポーターの皆様。
感謝、感謝でございます。

 

またやりましょうね。

レストランと居酒屋。

 2017.08.19 Saturday 

同じお店で居酒屋にもなれば高級レストランにもなる。

 

それがいすみ鉄道のレストラン列車。

 

本日は2本立てで、伊勢海老特急「お刺身列車」と、居酒屋列車が運転されました。

 

 

 

 

まずは「お刺身列車」

今日は私の友達の台湾人の陳威臣さんご夫婦が乗りに来てくれました。

陳さんは日本在住で鉄道ファン。そして昭和ファンで、以前からいすみ鉄道に注目していただいていますが、台湾の人たちにネットでいろいろな情報を発信するお仕事をしていますので、台湾の若い人に向けて、千葉県の伊勢海老を発信してほしいと思います。

お刺身って、台湾人は敬遠するのかもしれないと思っていたのですが、陳さんいわく、高齢者は敬遠するかもしれないけれど、若い人たちはほとんど抵抗ありませんよとのこと。そのあたりに可能性がありそうですね。

 

 

さて夕方からは居酒屋列車。

今日もたくさんのお客様にご乗車いただきましたよ。

「ブログ用に記念写真を撮ります。」と言うと、皆さん喜んでポーズをとっていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お酒が入って気持ち良くなったところで記念撮影しましたから、皆さんお茶目ですねえ。

 

何がすごいって、車内販売が2万円の売り上げを記録いたしました。

 

皆様ご乗車いただきましてありがとうございました。

 

 

そろそろ夜行列車を企画したいなあ。

 

 

最後は松屋旅館で応援団の皆様のお疲れ様会。

 

皆さんお疲れ様でした。


また明日よろしくお願いいたします。

ローカル線のビジネスチャンス。

 2017.08.18 Friday 

昨日は札幌で北海道観光列車会議に出席しました。

 

私は委員に選んでいたでいていて、「できるだけお金をかけずに、それでもお客様に喜んでいただける観光列車」をご提案させていただく役目なのですが、同じ委員にフォトグラファーの矢野直美さんがいらっしゃいます。

簡単に言えば、私と矢野さんで、どんな観光列車を北海道で走らせましょうか、などという話をしているのですが、北海道に似合う観光列車というのは、決して豪華列車である必要はなくて、なぜなら、そういう設備に頼らなくても北海道は景色が素晴らしく、それをどう演出するかということだけで、十分に観光列車として成り立つと考えているわけです。

何しろ、例えば釧網本線にしても、世界遺産の中を走る鉄道で、列車に乗って流氷を見られるのはおそらく世界でもここだけでしょうから、それだけで価値があるのです。

 

 

矢野さんとは去年も今年も何度もお会いしていて、いろいろ鉄道の話をさせていただいていて、結構意気投合していまして、そのポイントは、列車が走る鉄道の情景を大切にしたいという点で一致しているからだと思いますが、会議が終わって、「鳥塚さん、今日はお帰りですか?」と聞かれましたので、「いえ、札幌に泊まりますよ。」と申し上げましたところ、それではちょっと飲みに行きましょうかということになりまして、もちろんツーショットじゃないですよ。そんなことしたら矢野さんのファンの皆さんに袋叩きになりますから。(笑)

ということで、後ろに写っているおじさんたちも一緒に居酒屋へ出かけました。

 

でもって、その居酒屋で矢野さんのお話を聞いていると、鉄道の沿線には眠れる資産がたくさん落ちていることに気づきました。

私はいすみ鉄道に来たときに、そう、もう今から8年も前ですが、「ここにはお金が落ちている。」と思って、それを一つずつ拾って来ているわけですが、実はもっともっとお金が落ちているようで、それに気づいた矢野さんは、私にいろいろなビジネスチャンスがあることを熱心に語ってくれました。

遊休の土地や遊休施設など、本当にいろいろありますよね。

 

古くなった車両を持ってくるだけで、大人気になるのがローカル線だとすれば、使わなくなったものをうまく活用すれば、それほどお金をかけなくても楽しい世界が広がるはずで、そうすれば、地域にとってもっとプラスになる。

これが私と矢野さんの昨日の飲み会の結論です。

 

まあ、何をやるかはこれから考えればよいのですが、いずれにしても、まだまだ見えてないものがあるということを、矢野さんに教えていただきました。

 

う〜ん、ちょっと禅問答のようで、何を言ってるかわからない人もいらっしゃると思いますが、それは、私自身が昨日気付いたばかりで、まだまだ手さぐりで、詳しく説明しようにも、よくわかっていないのですからどうぞご勘弁ください。

 

でも、ちょっと工夫すれば、必ず成功するビジネスが眠っていることは気づきました。

 

いずれにしても、まだまだローカル線にはチャンスがあります。

そのチャンスを活かすためには、線路があって列車が走っているということが必要ですから、何とか列車を走らせましょう。

 

北海道観光列車のモニターツアーのプランが出来上がりましたら、またご案内いたしますね。

 

矢野さん、昨日はありがとうございました。

 

 

観光列車検討会議のニュースはこちらです。(←ここをクリック)

 

勉強ができない人間の共通点

 2017.08.17 Thursday 

出張先で時間があるので今日は午前中にたまっていた原稿書きをやるぞと決めていました。

ふだんはなかなかまとまった時間が(といっても3〜4時間程度ですが)取れませんので、午後からの会議の前に「やるぞ」と決めて、朝寝もせずにきちんと時間にも起きたのですが、駄目だ〜。

 

ホテルのフロントでいただいたお部屋は高層階のエグゼクティブフロアーで、それも線路側。

数分おきに列車が走るのです。

 

おかしいなあ、トレインビューなど頼んでもいないのに。

さては面が割れてるか。

 

まあ、とにかく窓の下のガタンゴトンが気になって気になって。

 

ああ、原稿が書けません。

 

これ、勉強ができない人間の共通点です。

つまり、集中しない。

 

ガタンゴトンと来るでしょ。

そうすると数を数えるわけです。

「ああ、3両編成だ。各駅だな。」とか、「6両だから快速だとかね。」

時々違うのが来ると、「おや?」と思って窓辺に寄って見ると特急だったり。

時すでに遅しで列車は後姿のみ。

「ああ、行っちゃった。」

てなもんで、原稿どころではない。

ダメだこりゃ。

 

 

そこで勉強ができない昭和の少年としては一計を案じたわけです。

 

「だったら勉強なんかやめて、こっちをやればよいんだ。」

 

とね。

 

気になる方を勉強にしちゃって、気になる方を仕事にしちゃえば良いのです。

そうすれば勉強がよくできて、仕事がよくできる人間になれるのです。

 

な〜んだ。人生なんて簡単だ。

何も悩むことなどないのです。

 

良い子の皆さん、夏休みの宿題はかどってますか?

はかどらなくたって心配いりませんよ。

どれか一番夢中になれることが見つかればそれで良いのですから。

大人になってみるとわかるんです。

夏休みの宿題をきちんとやってきた人間なんて、ロクな大人にはなってませんからね。

 

「宿題やりなさい。」「勉強しなさい。」って言うお母さん、お父さんは、子供のころ自分が親から言われてきたことを、そのまま自分の子供に言っているだけなのですから。

つまり、そういうお母さん、お父さんは、立派な大人なのです。

 

どうだ、安心したろう。

 

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