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あこがれの大井川鉄道

 2017.09.04 Monday 

久しぶりに大井川鉄道へ出かけてきました。

以前にいすみ市の皆様方をお連れしてバスツアーで出かけて以来ですから7年ぶりぐらいでしょうか。

以前とは見違えるようになって、賑やかになっていました。

 

大井川鉄道といえば蒸気機関車ですが、国鉄が昭和50年に蒸気機関車による列車の営業を終了し、昭和51年春に全ての蒸気機関車の運用を終えた直後に、その国鉄から蒸気機関車を購入し、列車の運転を開始した経緯がありますから、もうかれこれ40年以上も蒸気機関車の運転を行っている会社です。

蒸気機関車大好きな高校生だった私は、国鉄線上から消えてしまった失望感が強くありましたが、大井川鉄道で走り始めたことで、どれだけ心が安らいだか。私にとっては実にありがたい思い出の鉄道です。

 

その大井川鉄道は、その後も何度も災害に見舞われましたが、関係者のご努力により復活を遂げ、厳しい経営環境の中、蒸気機関車の運転を続け、皆様ご存知のように、今では「トーマス」の運転でたくさんのお客様でにぎわっている状況にあります。

 

SL列車の始発駅、新金谷。

夏休みが終わって9月に入ったから少しは空いているだろうと思ったら大間違い。

この賑わいです。

列車の中もこの状態。

8割以上の乗車率で座席はほぼ埋まっています。

実はこの列車の前にもう1本「トーマス」が走っていて、そちらは満席でした。

終点の千頭(せんず)駅はごった返しています。

もちろん、皆さんのお目当てはコレ!

すごいことになっています。

駅の改札口付近の情景。

蒸気機関車とその向こうに電気機関車が停まっています。

なんとなく昭和の上野駅みたいですね。

もちろん、駅前も賑わっていて食堂も混雑していましたから、すごいお金が町にも流れているということになります。

鉄道ファン的には蒸気機関車ばかりでなく、こちらの電気機関車も興味が湧きますよね。

実は、列車のお客様が多く、客車を7両繋いでいるため、蒸気機関車1両では引っ張ることができず、一番後ろにこの電気機関車を繋げて列車を後押ししているのです。

でもって、子供たちばかりじゃなくて、こういうおじさんたちもところどころにいらっしゃるわけです。

 

大井川鉄道が蒸気機関車にトーマスの塗装をしたときに、一部の鉄道ファンからブーイングでしたが、そういう人たち相手にやってきて、客足が伸び悩んでいたわけですから、トーマスは正解なのです。

 

まあ、こういうおじさんたちは基本的にはあまりお小遣いを持っておりませんから、地元にお金を落とすと言っても、せいぜい駅前食堂でビールを飲みながら枝豆と冷奴をつまむ程度ですからねえ。

もちろん私のその口でございますが。

 

はい、証拠写真。

 

 

でもって、商売人としてはいやらしく計算してみるわけです。

往復SL列車に乗って1人5000円でしょ。

定員80名の客車の8割の乗車率で7両編成、1列車450名で1往復225万円。

それが2列車ですから450万円。

900人のお客様の半分がお弁当を買ったりお土産を買ったりして1人2000円使うとして90万円。

 

少なく見積もっても1日約540万円の現金収入が入ることになるのですから、これはお金を生み出すシステムということになりますね。

 

何とも実にうらやましい。

いすみ鉄道の約10倍ですから。

 

もちろん、スタッフの皆様も大変熱心に働いていて、お客様が喜ぶ仕掛けがあちらこちらにある。

 

考えてみれば、大井川鉄道沿線や、例えばこの終点の千頭駅付近などは、一般的な意味での観光地ではありませんから、つまり、これだけの人が、地域には全く関係ないけれど、トーマスを見に大井川鉄道に乗ってやってきているのですから、地域にとっても大井川鉄道は宝物であるということなのです。

 

40年にもわたって大変な苦労を重ねて蒸気機関車を維持運営してきた大井川鉄道が、今、これだけ賑わって、地域にもお金を落とす存在になっているということを目の当たりにして、私はとっても、とっても嬉しかったのでございます。

 

 

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