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時空をかける小さな旅

 2018.01.10 Wednesday 

 

今日は静岡へ出かけました。

とても良いお天気で、偉い先生方と会合で、いすみ鉄道をしっかり支えていただけるようにお願いをしました。

 

用事が済んで帰り道。

新幹線は味気ないので、たまには在来線に乗ってみようと思いました。

 

 

こんな列車がありましたので、320円の切符を買って乗ってみました。

 

ホームライナー沼津行

 

 

「ライナー券は前の座席カバーのチケットホルダーに入れてください。」と言うアナウンスがありましたので、新千歳空港から乗る快速エアポートについているようなチケットホルダーを探したのですが見当たりません。そうしたら、この布の所にポケットがあるんですね。

旅人にはちょっとわからないご当地システムがいろいろな所にあるもので、そういうものに出会うとけっこう楽しかったりします。

 

快適なライナーは40分ほどで沼津に到着。

ここで東京方面の列車にお乗換えです。

 

グリーン車に乗ろうと思いましたが、ホームにグリーン券販売機が見当たりません。

そりゃそうですよね。会社が違いますから。

 

15分ほど時間がありましたので、窓口でグリーン券を買おうといったん改札口を出てみました。

 

 

駅前にC58の動輪がありました。

 

「動輪なら俺も持ってるぞ。」

 

そういえば沼津は新幹線開業までは鉄道の街として栄えたところでしたね。

今では当時の面影はもうないようですが。

 

そんなことを考えていたら、どこからか私を呼ぶ声が聞こえました。

 

振り返っても誰もいません。

あれ、おかしいなあ?

 

そして駅舎を見上げたんです。

 

 

ああ、そうか。

 

思い出しました。このシーン。

 

私を呼んだのは時空を超えた彼方からの声だったようです。

 

 

ここは、寅さん第7作の撮影地だったんです。

 

花子が行くところを失って途方に暮れているところを、寅さんが交番のお巡りさんを急かして、お金を出させて青森までの切符を買ってあげて、「気を付けて行くんだぞ。悪い男にだまされちゃだめだぞ。」と言いながら、改札口で見送るシーン。

それがここでしたね。

 

その改札口です。

 

 

 

改札口を通って、不安そうな花子(榊原るみ)が昇って行く階段です。

 

第7作は昭和46年の作品。今から47年前になりますが、最近では新しく高架化される駅が多い中で、沼津駅は当時の面影をそのまま残しているのには、ある種の感動を覚えました。

 

皆さん、DVD化されていますから、ぜひご覧くださいね。

 

 

そんな過去からのささやきを楽しむのもつかの間、東京方面の列車に乗り込みました。

 

 

 

ということで今夜は平塚で途中下車。

駅前のホテルに泊まります。

 

同じ名前のホテルが2つあって、自分が予約したのがどちらか迷いましたが、あてずっぽうに入ったら当たりでした。

 

思いがけない再発見は在来線ならではの旅の楽しみですね。

 

時空の彼方からの声に呼び止められた小さな旅でした。

 

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