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地域に役立ついすみ鉄道

 2018.01.14 Sunday 

いすみ鉄道のモットーは「地域のために、地域と共に、地域に役立ついすみ鉄道」です。

 

地域に役立つというのは、いろいろな役立ち方があると思いますし、それは時代とともに変化していきます。

 

昭和5年に国鉄木原線ができたときは、「地域に役立つ」というのは、人や物を目的地まで運ぶという用途でした。

木原線のおかげで、鉄道線路のない地域に比べたら、沿線の利便性は大きく、地域の発展に寄与してきたと思いますが、時代が変わって、建設当初の目的としての鉄道はほぼ、すでに役割を終了していると言われています。

でも、「役割を終了しているから不要です。」という話になれば、今の時代は農村だって、漁村だって、当初の役割を終了しているかもしれませんし、そんなことを言い出したら、田舎の町そのものが、「もう不要なんじゃないですか?」と、今の時代は都会の人たちに言われかねません。だから、私は、時代にあった使い方や、時代にあった役に立ち方というのがあるはずですから、提供するサービスも含めて、時代に対応する使い方を考えましょうという観点でいすみ鉄道の仕事をしています。

 

房総半島の大原漁港は、天然の良港で、今は美味しいタコが獲れますが、伊勢海老の季節になると日本一の伊勢海老が獲れます。でも、時代が変わって、今まで通りの漁業をやっていたのでは立ちいかなくなりますから、地元の漁師さんたちは時代にあった需要を探し出して、今、遊漁船という形で、商売の形そのものを変えてきています。

遊漁船とは釣り船のことで、例えば燃料費の高騰や漁獲高の割り当てなどで、本来の漁師としての水揚げでは生活していくことができないということは全国どこも同じだと思いますが、それを釣り船として都会からのお客様を楽しませるという形にサービスを変えているのです。

そして、大原漁港の遊漁船の数は、今では日本でもトップクラスになっていると聞きます。

 

つまり、同じように船を出しても、実は目的も内容も全く変化している。そういうことができる地域なのですから、私もそういう地元の皆様方を見習って、昔と同じように列車が走っているけど、目的も内容も昔からは大きく変化しているというのがいすみ鉄道のスタイルなのです。

 

ただし、本来の役目である公共交通機関としての用途がありますから、地元の高校生や地域のお年寄りの方々にも利用していただくことを第一に考えておりますし、今度2月に予定しているダイヤ改正では、夕方時間帯の列車の増発や、土休日の上総中野方面への列車の増発などを盛り込んでいるのであります。

 

さて、その、毎日通学でご乗車いただいている高校生の皆様方は、いすみ鉄道のムーミン列車にご乗車いただいているわけで、つまりは、ムーミンのお話も皆さんご存知だと思います。いすみ鉄道のムーミン列車は、走り始めてからすでに8年以上が経過していますから、彼らが小学生のころから親しんでくれているキャラクターですね。

 

その「ムーミン」が、昨日のセンター試験の地理の問題として出題されたというニュースが飛び込んできました。

 

ムーミンの出題を報じるデジタルニュース

 

いすみ鉄道沿線地域の受験生にはラッキーでしたね。

これで3点か5点ぐらいは得したことになりますね。

 

箸にも棒にもかからない人は別として、合否すれすれラインの受験生では1点を争いますから、この問題の正解は大きいですよ。

 

ということで、「地域に役立ついすみ鉄道」という点では、また一つ、お役に立つことができたのかなあと思います。

少なくとも、他県の受験生よりは千葉県の受験生は有利になるのではないかなあ。

ということは、沿線地域だけじゃなくて、千葉県全体にもいすみ鉄道はお役にたてたと考えたいと思います。

 

皆様方のお役に立ついすみ鉄道を目指して、スタッフ一同本日も頑張っております。

 

10年以上前ですが、FINNAIRの飛行機がムーミンの塗装でした。

 

 

 

 

プッシュバックして行くと反対側が見えました。

「行ってらっしゃい!」

 

航空会社に勤めている時の役得でしたね。

 

ムーミンは、フィンランドのお話です。

 

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