始発列車から平常運転です。

 2017.09.18 Monday 

おはようございます。

 

皆様の地域は台風の影響はありませんでしたでしょうか。

 

午前3時ごろまでは大荒れの天気でしたが、千葉県ではすでに雨は止んでいます。

 

いすみ鉄道は雨量計も風速計の値も規定値内ですので、始発から平常運転をしています。

 

始発列車には上下列車それぞれの方向に保線課員が同乗し、念のため徐行運転を行っておりますので、しばらくの間は遅れが発生すると思われます。

 

なお、外房線は運転再開されていますが、遅れが発生している区間があるようです。

京葉線は運転見合わせ中です。

 

JRの情報につきましては、JRのホームページにてご確認をお願いいたします。

いすみ鉄道の「雨の日スペシャル」

 2017.09.17 Sunday 

いすみ鉄道社員ブログに掲載されている「雨の日スペシャル」。

 

実は、急行列車のヘッドマークが雨の日にはいつもと違うのが取り付けられて走ることを言います。

 

昭和の国鉄形ディーゼルカーで運転されている急行列車は土休日の運転で、土曜日は「夷隅」、日曜日は「そと房」、それ以外の休日にはヘッドマークなしで走っていますが、雨が降るといつもと違うヘッドマークが取り付けられます。

実はヘッドマークはイベント用などに10数種類用意してあって、雨の日にはその日の担当乗務員が好きなヘッドマークを取り付けて走ってよいですよ、と社長である私がスタッフに伝えているのです。

だから、「明日は雨になりそうだ。」という時には、翌日の担当乗務員は前の日からそわそわ、うきうきしているようで、きっとこれが楽しいのだと思います。

 

昨日今日はこんなヘッドマークで走りました。

 

昨日です。

まず、朝の列車はお決まりの「夷隅」。

途中から雨模様になりましたので「水郷」になりました。

 

今日は台風の接近で朝から雨でしたので、「くろしお」

「さざなみ」

「白浜」

「夕凪」

そして「うち房」。

 

何と、5種類です。

コンプリートされた方はいらっしゃいますでしょうか。

 

全て国鉄時代の準急列車や急行列車に取り付けられていた当時のヘッドマークを再現しています。

準急列車というのは昭和43年のダイヤ改正まで走ってい走行距離が100km程度までの短距離列車で、昭和43年のいわゆる「ヨンサントウ」と呼ばれる白紙ダイヤ改正で急行列車に統合されて「準急」という呼称は無くなりましたが、いすみ鉄道のキハ28は昭和39年製ですから当然、準急列車もありなのです。

「白浜」「くろしお」は紀勢本線じゃないのという人もいるかもしれませんが、実は紀勢本線の列車に名前を譲る前は房総の列車だったんです。ていうか、同じ名前の列車が両方走っていたのですが、考えてみればお分りいただけるように、白浜も勝浦も、どちらの沿線にもありますからね。

「さざなみ」だって、今の「さざなみ」じゃなくて、実は準急列車や臨時列車の名前として房総で活躍した国鉄時代の列車の再現なのです。

 

さて、ではどうしてこのような雨の日スペシャルを始めたのかというお話ですが、実は、房総半島のような日帰り観光地は雨が降るとお客様が来ないという弱点があるからです。

北海道や沖縄なら予約しているし、旅行費用も払い込んでいますから、大雪だろうが台風が来ようが飛行機が飛ぶ限りは皆さん出かけるでしょうけど、日帰り観光地は雨が降ったらお客様が来ない。

だから、それを逆手にとって、雨が降ったらお客様が来るようにしようというのが狙いです。

 

キハは2両編成でいつも同じところを行ったり来たりしているだけですが、ヘッドマークを変えることでいろいろな列車に変身することになります。そういう雨の日スペシャルをやれば、「雨が降ったらいすみ鉄道へ行こう。」ということになるのです。

実際、こうして大雨の中を一生懸命撮影していただけるありがたいファンの方もいらっしゃるわけで、沿線にお客様がいらっしゃるということは、たとえ運賃収入には直接結びつかなくても、地域にとっては必ずプラスになりますから、長年地域の支援に支えられてきた第3セクター鉄道としては、それでもいいのではと私は考えています。

 

何しろ国鉄形というのは全国区で、例えばこのキハ28という形式は、系列の仲間を含めると北海道から九州まで全国で走っていましたので、北海道出身の方でも九州出身の方でも、初めていすみ鉄道にいらしても懐かしいと感じていただける優れものの役者なのです。

 

 

この写真は石破さんにいらしていただいたときの1枚。

大臣ですから全国いろいろな所で最高のおもてなしを受けているはずです。

そういう方をおもてなしするのに、いすみ鉄道はお金がありませんから勝負になりませんよね。

 

その時に、いすみ鉄道のスタッフが気を利かせて、「砂丘」というヘッドマークを取り付けました。

本当は御宿の「砂丘」をイメージしているのですが石破さんは鳥取の方ですから、当然この列車を見れば、ご自分が子供の頃乗った山陰本線の列車を思い出していただけたのではないかと思います。

だからこの笑顔。

大臣をおもてなしするのにもお金をかけずに喜んでいただけるという「いすみ鉄道方式」なのです。

 

お金をかけずに、今あるものをどうやって有効に使ってお客様に喜んでいただけるか。

 

これが私が考えたいすみ鉄道の「雨の日スペシャル」で、今、スタッフや乗務員が、その心を理解して、しっかりやってくれているということなのです。

 

(写真は渡辺新悟さん、古谷彰浩さんの撮影。いつもありがとうございます。)

室蘭本線 小幌駅

 2017.09.16 Saturday 

NHKの夜7時のニュースで室蘭本線の小幌(こぼろ)駅のことをやっていました。

 

小幌駅は知る人ぞ知る秘境駅として鉄道ファンには有名なところですが、実は2年ほど前に会社の経営が厳しいことを理由にJR北海道が廃止を表明しました。確かにここ数年の1日の乗降客は0人。数字で見る限り駅としては機能していませんし、町はずれにあるために地元の人の利用は皆無なので、町民としても、廃止されても誰も困らない駅なのです。

 

でも、実はこの小幌駅は今でも駅として残っていて列車が走っていて、つまりは廃止を免れて、今日のNHKのニュースは、小幌駅で利用実態調査が行われ、2年前まで0人だった乗降客が、1日最大22人まで増えているというのです。

 

NHK NEWS WEB  (←ここをクリック。多分数日で消えます。)

 

私が面白いと思うのは、JRが廃止にしたいという駅を存続させたのは豊浦町役場で、JRが廃止にしたいという理由は誰も利用しない駅の維持管理費負担ができないというものでしたから、ではその分の費用を町役場で負担しましょうと提案したら、駅が残ったということです。

 

細かな金額はわかりませんが、町役場が負担する金額は年間100数十万円。人口約4000人の町としては、利用しない駅のためにJRにそれだけの金額を払うのははっきり言って小さな金額ではないと思います。福祉にだって医療にだってお金はかかるわけですからね。

でも、誰も乗り降りすることのない秘境駅は町のシンボルとして、広告塔として利用できるということに気づいて予算化して駅を残しただけで、NHKの夜7時の全国ニュースで取り上げられるのですから、宣伝効果としてはずいぶん大きいのではないでしょうか。

 

実は、こういうことは町役場が考え付いて行うことはなかなかできないものですが、鉄道を上手に利用すれば町が元気になるということをよく理解している私の友人たちが、町を説得して、JRを説得して、何とか試験的に残せないかということで実現したのです。

 

そう、北海道の私の友人たちですから、もちろんいすみ鉄道で私がやっていることも十分知っているし、そのいすみ鉄道に行政がしっかり予算を取ってサポートしてくれているということもよく知っていますから、そういう仕組みがあれば残れると判断して町役場に提案して、町役場でも議会で予算化したということなのです。

 

豊浦町役場のホームページはこちら

 

ホームページをご覧いただければお分りになると思いますが、小幌駅のこともしっかり紹介されています。

つまり、年間維持費百数十万円で、自分たちの駅を手に入れたということなのです。

 

これからフォトコンテストなど、いろいろなイベントを展開していくようです。

なかなか行くことはできないかもしれませんが、豊浦町という鉄道を上手に使い始めた町があるということは知っていていただきたいと思います。

 

駅があると土地の価値が上がる。

駅前の土地は高い。

これは都会人の常識です。

でも、田舎の人はその価値がわかりませんから駅を廃止してしまうし、駅ばかりじゃなくて鉄道も廃止してしまいます。

そうすると自分たちの地域の価値が下がるんですが、そういうことがわからないから、今まではどんどん鉄道を廃止して、自分たちの土地の価値そのものを下げて来たんです。

 

ところが、いすみ鉄道沿線もそうですが、この豊浦町も、自分たちの鉄道や駅は自分たちで守るということがんばってやってきました。

そして、今、全国区になって、お客様がたくさんいらしていただけるようになりましたし、特産品なども売れるようになってきました。

 

私はこういうことは、今の時代では正しい鉄道の利用の仕方だと思っていますし、北海道の私の友人たちも、同じ思いで何とか鉄道や駅を活用しようと頑張っているのが、私はとてもうれしく思います。

 

今日は、地域の役場と私の友人たちの活躍を知っていただきたくて、小幌駅のことを書いてみました。

 

でもね、かくいう私自身は室蘭本線は何十回も乗っているのですが、この小幌駅に降りたことはないんです。(笑)

 

それでも駅は必要だと私は思いますよ。

 

何しろ田舎の町が全国区ですからね。

 

 

悪天候時の列車の運転について

 2017.09.15 Friday 

せっかくの3連休だというのに台風が近づいてきています。

 

被害が出ないように祈るばかりですが、今日のいすみ鉄道にはボチボチお問い合わせのお電話をいただいております。

 

「台風が来ていますが、いすみ鉄道は連休中に走りますか?」

 

その答えは「はい、今のところ、通常通り運転いたします。」です。

 

最近では、特に航空会社などは、台風が接近してくるなどの悪天候が予想されるときは、あらかじめ欠航を決めたりして、お客様にご案内をしていますが、いすみ鉄道は、運転できるかどうかの判断は、雨量計や風速計などの数値を基準としていますので、台風が接近していても、実際に雨の量や風の強さが規定値を超えるか、超えることが予想されない限りは、いつも通りに運転をいたします。

ですから、今の時点で、前もって、「17日は運転しません。」というような発表をすることはありません。

 

ただし、前もってご予約をいただいているレストラン列車「伊勢海老特急」につきましては、いすみ鉄道までの交通機関に支障が出ることも考えられることから、9月17日(日曜日)にご予約いただいているお客様に関しましては、本日、ご予約をいただきましたJTBサイトの管理者から、皆様へ個別にメールを差し上げております。

キャンセルを希望される場合につきましては、そのメールに記載されている通りとなります。

 

このお取り扱いは、あくまでも9月17日のみとなります。

 

明日16日につきましては、平常通りの運転となりますので、ご予約をいただいているお客様は、集合時刻までにいすみ鉄道にお越しください。

(キャンセルされる場合はお客様都合でのキャンセルとなりますので、取り消し料金が発生いたします。ご注意ください。)

 

以上が17日のレストラン列車のご案内となります。

 

私は、この3連休、乗り鉄の旅に出かけようと計画して予約も済ませておりますが、行くか行かないかは明日判断したいと考えております。

 

皆様もそれぞれのご計画がおありだと思いますが、どうぞお気をつけてお出かけください。

 

台風の進路が気になりますね。

被害が出ないことを祈るばかりです。

 

 

北海道観光列車 申し込み開始

 2017.09.13 Wednesday 

昨年来私が企画会議に参加させていただいている北海道に観光列車を走らせるプロジェクト。

 

いよいよ実現します。

 

モニターツアーの募集が15日にスタートします。

 

コースは3つ。

1:宗谷本線、道北コース(1泊2日、2コース)

2:根室、釧網、石北本線を巡る道東コース(2泊3日)

3:真冬の釧網本線コース(後日発表予定)

 

詳細は 日本旅行のホームページ からご確認ください。

 

今回はモニターツアーですので価格はお安くなっているようですが、アンケートなどにご協力いただくことが前提となります。

その後、ご参加されました皆様方からのご意見を参考にして、来年度以降、本格的な観光列車を作って行こうというものです。

 

会議に私が呼ばれて参加しているぐらいですから、「豪華列車を新造して富裕層狙い・・・」という観光列車とは程遠いツアーで、今あるものをどうやって効果的に使って行こうかという、無理しないで、できることからやって行きましょうというスタンスですから、富裕層の皆様のお目にかなうものではないと思いますが、それでも、最近なかなか走らないクリスタル・エクスプレスなどの車両が運用されるようですから、これは期待が高いですね。

 

もちろん、私が絡んでいる企画ですから、撮り鉄さんも大歓迎ですよ。

多分試運転もあるでしょうし、送り込みや返却回送も考えられますから、撮り鉄さんもワクワクするのではないでしょうか。

 

なぜ、撮り鉄さんを大切にするか。

それは、撮り鉄さんたちは鉄道会社にとっては「客じゃない」かもしれませんが、地域にとって見たら大切なお客様だからです。

撮り鉄さんたちが力作をSNSで発表してくれるだけで、地域の素晴らしさの情報発信になりますし、わざわざいらしていただけるということは、その地域のファンになっていただけるということでもあります。

もちろん、地域にお金を落としてくれるでしょう。

北海道までわざわざいらしていただくだけでも地域の経済にプラスになるし、レンタカーを借りて、宿泊して、ご飯を食べて、お土産を買ってとなれば、もしかしたら乗客としてご参加いただくお客様よりも、一人あたりの総合単価は高いかもしれません。

 

第一、ひとつの列車の定員などはたかが知れているわけで、それだけでは大した経済効果はないと思いますが、撮影にいらしていただける皆様の数は、乗客よりもはるかに多いですからね。

そういう、トータルに地域と一緒に考える必要性があるのがインフラとしての鉄道会社の役割だと私は考えておりますからね。

 

でも、だからといって、この観光列車の座席が埋まらないようであれば、こういう企画そのものが無くなってしまいますから、皆さんふるってご参加ください。

 

今のところ、私は道東2泊3日コースに参加する予定でおります。(あくまでも予定です。)

 

皆様のご参加をお待ちいたしております。

 

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